【画像付き】パリ在住者が教える電車でシャルルドゴール空港からパリへ向かう時の乗車券の買い方、乗り方、注意すること

2016年12月13日      2016年12月13日
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フランスに到着した人が最初に苦労するのがパリ市内までの移動。観光客が毎年8000万人を超える観光大国フランスですが、意外と交通手段を大々的に案内していなかったりと観光客には冷たいところがあるので、そんな不便を解消するためこのページではパリ13区に暮らす僕がシャルルドゴール空港からパリ市内を目指す手段で一番安い・早い電車の乗車券の買い方を画像と共に紹介します。

電車とバスの料金

パリ市に移動する手段としては電車・バス・タクシーの3つがあり、詳しくは下の記事で紹介しているので料金・時間・利便性・安全性を比較したい人は参考にしてほしいのですが、料金が比較的安い電車とバスは、電車だとパリ市内まで10€、バスだと11.5€もしくは17€かかります。

シャルルドゴール空港からパリ市内へのバス乗車券の買い方・乗り方を画像付きで紹介

電車 10€
バス 11.5€もしくは17€

ではこの値段を踏まえた上で電車のチケットを買う方法と実際にパリ市内までの電車移動の仕方や気をつける点を解説していきます。

電車の乗車券を買う方法

シャルルドゴール空港はパリへ向かう電車の駅と直結しているので、Paris par train/Paris by train「パリへ電車で向かう」と書いてある標識に従いながら歩いて行けば、券売機までたどり着きます。

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ただ、気をつけてほしいのがシャルルドゴール空港には

  • 空港から他の地方都市へ向かう電車(Grandes lignes)
  • 空港からパリ市内へ向かう電車(RER B)

の2種類があるので、ここだけ混同しないように気をつけましょう。ParisもしくはRER Bと書かれている文字の方に従って歩いて行けば問題なしです。RER Bというのがパリ市へ向かう路線の名前になっています。

ちなみにシャルルドゴール空港に到着して、パリ市内に入らずに直接他の都市(例えばリール、アラスなど)に向かう人はこのGrandes lignesを利用します。

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案内に従いながら歩いていくと着きました。ここが券売機コーナーです。券売機がズラッと並んでいるのでさっそくパリ行きのチケットを買いましょう。

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ここで気をつけてほしいのが券売機の種類。グレーっぽい色をした券売機と黄色の券売機の2種類が存在します。パリ行きのチケットが帰るのはグレー色の方で、黄色は他の都市に行くための券売機なので間違えないように。

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パリ行き電車の券売機
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他の都市行きの券売機

券売機でのチケットの買い方手順はこんな順番です。1つずつ順番に紹介。

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まずAchat Tickets「チケットを買う」ボタンをタッチ。

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どの種類のチケットを買うか選択する画面に移動するので一番上のTicket pour Paris「パリ行きのチケット」をクリック。

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購入数を聞かれるので乗車する人数分のチケットを購入します。

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このまま支払い画面に進むか、他にもチケットを買うか聞かれるのでPayer「支払い」ボタンを押します。

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ここで支払い方法を

  • 現金
  • クレジット/デビットカード

の2種類から選択するのですが、なんと不便なことにこの券売機ではユーロ紙幣が使えません。なので現金での支払いは硬貨専用になるのですが入国したばかりの人がそんなに多くの硬貨を持っていることはないでしょう。

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フランスだけでなくヨーロッパはこんな風に旅行客に優しくないシステムが残っているところが多いので、現金を使うことの多い日本人からすると驚きです。ここでの支払いは実際カードのみと言ってもおかしくないですね。

ちなみに日本のクレジットカードでも問題なく利用できます。フランスではカード払い(正確にはCBと呼ばれる銀行口座と連動したデビットカード)が基本で、現金払いをする人が少ないので空港に置かれている券売機も現金払いに対応していないのです。

現金紙幣しかない人は、券売機コーナーの近くにある券売所で店員さんから直接並んで買うか、現金紙幣でも購入できるバスを利用してパリに向かうどちらかの選択肢を取ることになります。ちなみに券売所は並ぶのでこれまた面倒。

パリ市内に入っても、地下鉄のチケットを買うときや買い物でカード以外受け付けていない場所もあるので、やっぱりカードを持っているのが一番手っ取り早い。フランスに来る前に時間がある人はあらかじめクレジットカードを最低1枚は用意しておいたほうがいいです。

フランス旅行はクレジットカードがほぼ必須な理由。パリ在住者がおすすめする3種類の海外保険付きカード

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支払いを済ませると購入した人数分チケットが出てきます。

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シャルルドゴール空港での電車の乗り方

乗車券を手に入れたら改札を通って早速電車に乗りましょう。RER B線という名前の路線がシャルルドゴール空港からパリ市内へと伸びているのですが、シャルルドゴール空港は始発駅¹なので混雑している時期以外は座ってパリに向かえます。

※1:正確には、シャルルドゴール空港には「シャルルドゴール空港第1ターミナル駅」と「シャルルドゴール空港第2ターミナル駅」の2つがある。

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RER B線の改札。青文字でBと書いてあるのでわかりやすい。

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改札にチケットを通して中に入りましょう。

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あとはホームに停車中の電車に乗るだけで30〜45分ぐらいでパリ市内に入ります。路線図としては、

  • シャルルドゴール空港
  • ・・・
  • パリ北駅(Gare du Nord)
  • シャトレ・レアール駅(Châtelet-Les Halles)
  • サン・ミシェル・ノートルダム駅(Saint-Michel-Notre-Dame)
  • ・・・
  • ドンフェール・ロシュロー駅(Denfert-Rochereau)

のように空港を出た後、電車によってはいくつかの途中駅に止まった後にパリ市内のパリ北駅などいくつかの主要駅に止まります。

Ligne B, schéma de la ligne.png
Par P.poschadelTravail personnel, CC BY-SA 3.0, Lien

目的地に応じて、多くの地下鉄が乗り入れているパリ北駅やシャトレ・レアール駅で地下鉄に乗り換えて目的地へと向かいましょう。

RER B線はやや危ない・電車乗車中にはスリ・詐欺に気をつける

観光客が多く利用する路線ということもあり、乗客の中にはスリや詐欺を行う集団がいます。僕が今まで見たことのある例だと、男の人が乗客の近くに小さい紙を置きながら車内を歩いて行き、その紙には「私は経済的に困窮しています。あなたの助けが必要です。」のような内容が書かれていて、数分後に紙を回収しに戻ってくるときに寄付をせがむパターン。

普通、正式な理由で経済的に困窮しているならフランスの社会保障を受けており、住居・食・経済活動が保証されているのでこのようなことはしません。彼らは完全に旅行客騙しの詐欺師なので無視してください。特に車内でパリの地図やガイドブックなんかを開いていると完全に目をつけられるのでやめたほうがいいです。

乗車券は無くさないように

改札を通るときに利用した乗車券は改札を出るときにも使います。さらに車内では時たま駅員による抜き打ちの乗車券チェックがあるので、この時に乗車券を持っていないと罰金を50ユーロ近く取られるので絶対に無くさないように。

大荷物だと地下鉄への乗り換えが大変

もしパリに来るのが初めてで、大きめのスーツケースを持っているのならRER B線でパリ市内に向かうのはおすすめしません。日本と違ってパリ市内の駅構内は十分にエスカレーターやエレベーターが設備されていないので、地下鉄に乗り換えする時に大変な思いをします。

それとスーツケースを運ぶのに夢中になって周囲の警戒を怠ると、改札を通る時に背後からひったくりに会うケースも考えられるので(実際にこの手のスリが頻発している)、もしあなたが一人でパリ市内を目指すならよっぽど慣れていない限り、バスのような安全な移動手段をおすすめします。

パリのならず者たちー観光地で横行するスリ・詐欺の手口一覧とその対処法

まとめ

以上がシャルルドゴール空港からパリ市内へ電車で向かうときの乗車券の買い方&電車の乗り方でした。次の記事で空港からパリ市内へ向かう3つの移動手段を「一人旅」「2〜4人のグループ旅行」などシチュエーションに応じておすすめを比べているので、こちらのページも参考にしてみてください。

パリ在住者おすすめのシャルルドゴール空港からパリ市内への3つの行き方。電車・バス・タクシーのメリットとデメリット

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