注意!海外旅行は支払いで現金が使えないキャッシュレスな場所が多い。券売機もスーパーもクレジットカードでしか払えない場所がある

2017年01月10日      2017年01月10日
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フランスに住み始めるまで気づかなかったのですが、日本と違いヨーロッパでは現金で支払いができない場所が多いです。例えば地下鉄の切符を買う券売機も、僕がよく行くスーパーのセルフレジも現金が使えまずカード払い専用になっています。

僕はたまたま渡航前にカードを準備していたからよかったのですが、海外で現金が使える場所が少ないという事実はあまり知られていないため、これから海外旅行を控えている人が渡航時に困らないように海外の支払い事情を話していきます。

まずは現金払いがなぜ海外でできない場所が多いのか、その理由について紹介します。

現金払いができない場所が多い理由

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券売機やレジ、一部のレストランなど、海外で現金払いができない場所が多い理由として次の2つの背景があります。

  • カード払い率の高さ
  • 信用問題

カード払い率の高さ

ヨーロッパではカード払い率がかなりの高さを誇っています。パン屋さんでパンを買うのも、地下鉄の切符を買うのも、カフェでお茶をするのにもカードを使います。しかもカード払いをするのは社会人だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんや若者までどの世代にもカード払いが浸透しているのです。

日本ではカード払いに対応していない店舗もあるため、現金払いが一般的ですが、ヨーロッパではどんな場所でもカード払いができるため、カード払い率がかなり高いのです。

ではなぜどんな場所でもカード払いができるのか。その理由は加盟店手数料の低さにあります。

カード払い可能なお店が多い理由は加盟店手数料の低さ

カード払いが可能なお店が海外で多い理由の一つが加盟店手数料の低さです。日本では一般的にカード払いの際にお店側が手数料として支払額の5%前後をクレジット決済会社に支払っているため、カード決済を導入するお店が少ないのですが、海外の場合この加盟店手数料が低い、もしくは無料なためカード決済を導入する店舗が多いのです。

さらにこれだけカード払いをする人が多いと、現金払いの人が来た時のためのお釣りの用意や管理に手間がかかるので、現金払いを受け付けていないお店があるのです。

信用問題

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海外で現金の代わりにカード払いが利用されているもう一つの理由は信用問題です。上の写真はフランスの駅にある券売機ですがこの券売機ではカードでないと乗車券が購入できません

ここで現金が使えない理由は偽札の問題です。経済的・社会的に信用がある人しか持つことのできないカード払い限定にすることで利用者を制限しているのです。500ユーロ紙幣まで存在するヨーロッパならなおさらですね。

海外で現金払いをしているのはどういう人か

もちろんカード払いが主流になっている地域でも現金払いをしている人はいます。電子決済かが進んだ地域で今でも現金払いをしている人は、大きく分けて次の属性の人が多いです。

  • 機械に詳しくない現金主義のご老人
  • 社会的・経済的信用がないためカードが作れない人
  • 観光客

あくまでこれはパリで暮らしていて、西ヨーロッパ、中央ヨーロッパに旅に出た時に感じる印象ですが、大方この傾向があるのは間違いありません。クレジットカードは「クレジット=信用」という名の通り、こちらでは社会的・経済的信用のある人が使っているのです。

現金は使えないのか

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こういう風に書いていると、海外では現金が使えないところばかりなのかと思う人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。少なくとも観光地では現金で支払う観光客を見越して現金払いが可能な場所が多いです。

不便なことは多い

ただ、日本と同じくらい現金で支払いできる場所が多いかと言われたら、そうとは言えません。これは海外と一口に言ってもそこが先進国かどうかで変わりますが、特に西ヨーロッパや北ヨーロッパでは電子決済が進んでいるので現金決済ができない場所もあります。

例えばスーパーのレジで例えるとわかりやすいかもしれません。フランスのパリだとスーパーのレジはレーンによってカードでしか払えないところと、現金でも払えるレーンの2つがあります。

  • フランスにはカード払い専用レーンがある

基本的にスーパーでは、カード専用のレーンの方が多くいのでお客さんをスムーズに捌けるのですが、現金が使えるレーンは設置されている数が少ないので、いつもおじいちゃんおばあちゃん達が並んで混んでいます。

現金硬貨は使えるが紙幣が使えない場所

もう一点。現金硬貨が使える券売機や自販機は多いのですが、現金紙幣が使える場所は少ないです。僕が実際にこの状況に遭遇したのはハンガリーの首都ブダペストにある国際空港から市街地に向かうバスの乗車券を買う時。

この券売機は現地通貨ハンガリーフォリントとカード払いのどちらも受け付けていたのですが、現金の場合は硬貨専用でした。

普通、海外に着いてすぐのタイミングで現地の硬貨は持っていないですよね。これだとかなりユーザビリティーが悪いなと感じたのですが、こういうことが海外ではよくあるのです。

キャッシュレス社会に行く時に気をつけること

ここまで話してきたことをまとめると次のようになります。

  • ヨーロッパを中心とした海外では現金払いよりもカード払いが主流
  • カード払いが主流な理由は利用できる店舗が多いから
  • クレジットカードを持っていること=信用があること

アジアの発展途上国を旅するなら別ですが、ヨーロッパやアメリカを中心とした地域ではカード払いが一般的で、現金払いは信用が低い支払い方法であることを覚えておきましょう。

そしてもし海外旅行に行くのなら次の3点も重要です。

  • カード払いが一般的なのでカード払いしか受け付けていない場所も多数
  • 観光地のレストラン・カフェなら現金も受け付けている
  • 現金紙幣が使えないところがある

観光スポットのみを巡るのなら現金だけでもなんとかなりますが、現地のスーパーで買い物をしたり、地下鉄に乗るのならカードを持っておいた方が良いでしょう。滞在中に困ることが格段に少なくなります。

こうした理由で僕は海外旅行をする人にはカードを日本であらかじめ作っておくことをおすすめしているのですが、ここで書くと長くなってしまうので、詳しくは次の記事に目を通してみてください。

海外旅行におすすめのカードや、現金払いとカード払いのどちらがお得かについて書いています。

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