チェコ共和国の首都プラハの滞在中に自由行動できる日が丸一日あったので、お昼頃から夕方にかけてプラハ市内の観光地を巡ってきました。
プラハの中心街は車が入れないような細い路地があったり、ヴルタヴァ川の西側の高台から赤い屋根の街並みを見下ろす景色に出会えたりと、歩いていて楽しい街です。
このページでは現地に訪れた時に撮った写真とともに、プラハ市内にある有名観光地を1日で巡るおすすめの旅行プランを地図付きで紹介します。今回通ったルートは記事の最後の方に掲載しています。
このページの内容
視界の開けたカレル橋
今回の旅のスタート地点はヴルタヴァ川の両岸を結ぶカレル橋。このカレル橋は15世紀初めに建設された橋で、建立から600年以上経っている歴史ある橋です。
ここの橋からは視界を遮るものがないので、赤い屋根が特徴的なプラハの建物がよく見えます。
この橋の右岸には旧市街橋塔(The old town bridge tower)という名前のゴシック建築の塔が建っていて料金を支払えば塔の上に登ることができます。
そして橋を渡りきり、ヴルタヴァ川の左岸にたどり着くと下のようなカラフルな街の写真を撮ることができます。
カレル橋を渡ったら、この通り沿いに沿って伸びる長い坂道を登っていきます。坂の先にはプラハ市を見渡すことのできる絶景が待っています。
テラス席からプラハ市を一望できる絶景スターバックス
坂を登り続けるとそこにあったのはスターバックス。この店舗はテラス席からの絶景を売りにしているようで、入り口の看板にもCome enjoy our Viewと書いてあります。どんな景色が広がっているのかテラスに入って写真を撮ってみました。それが次の写真。
こんな感じで赤い屋根の建物がずっと遠くまで続いているのが分かります。だいぶ坂道を登って高いところまで上がってきたのでその達成感もあってか、街並みが一層綺麗に感じました。
プラハ城と聖ヴィート大聖堂
坂の頂上にあるのはスターバックスだけではありません。この高台にはこの街のシンボルであるプラハ城がそびえ立っています。
プラハ城の入り口。入場するときはここからではなく、この門の左手にあるセキュリティーチェックを通ってから中に入ります。
プラハ城の入り口横にあるザーメツケ・スホディ通りの階段はプラハ市街の景色を撮ることのできる写真スポットです。
プラハ城の敷地内にはプラハ市内最大級のヴィート大聖堂が建っています。中に入るのは無料ですが、入れるスペースは限られているので内部をすべて見るにはチケットを別途購入する必要があります。
オールドタウンスクエアと天文時計
マーネスーフ橋を渡ってもう一度右岸に戻ってしばらく街中を歩くとプラハ市内最大の広場、オールドタウンスクエアに到着します。
この広場は市内でも最大の観光スポットなのでいつ行っても人で賑わっていますが、クリスマスシーズンはクリスマスマーケットが開かれるので特に賑わっています。
オールドタウン・スクエアのシンボル、天文時計。毎時0分にからくり人形の仕掛けが動くのでそのタイミングに合わせてこの場所に向かうのがよいでしょう。
僕は夜の7時か8時(どちらかは忘れました)にこの人形を見に行こうとしたら、この仕掛けが動くのを一目見ようと集まった観光客でいっぱいになっていたので、5分〜10分前に行くと良い位置を確保できます。
クリスマスツリーとその奥にあるティーン教会は絵になる景色です。
この旅行プランのルート
以上がプラハ市内の観光地を1日で巡るルートの紹介でした。合計で歩く距離は4km〜5kmぐらいと短いですが、ヴルタヴァ川を渡った先にあるプラハ城に向かうには結構急な坂を登り続けなくてはいけないので、歩きやすい靴を用意して臨みましょう。
下の地図で実際のルートを紹介しているので、これを参考に旅行プランを立ててみてください。
プラハ市内の安いレストラン2つ
ここまでは観光スポットをまわるルートの紹介でしたが、その道中で立ち寄ったおすすめの食事スポット情報をここでは紹介していきます。どちらも観光地とは思えないほど安いです。
お店の場所は上の地図でピンを立ててあります。
チェコ料理が食べられる食堂チェスカ・クチーネ
一つ目のプラハグルメはチェコ料理が現地価格で食べられる食堂チェスカ・クチーネです。ここの魅力は安い値段で本場のチェコ料理が食べられることで、一品あたり200〜300円ぐらいで注文できます。
この値段で本場のチェコ料理が堪能できるのは観光地ではかなり珍しいです。というのもこの食堂は観光客向けレストランというよりかは地元民向けのお店といった感じなので、例えば支払いはチェコ・クローネしか使えないのでご注意。クレジットカードでの支払いができません。
店名が外に書かれていない地下にある洞窟レストラン
ヨーロッパの観光地にはどの街にも観光客向けに地元料理を低価格で提供してくれるお店があるのですが、ここも同じタイプのお店みたいです。
入り口はこんな感じで分かりづらいですが、おじいさんが案内してくれます。
店内の様子がこんな感じ。地下1階にお店があるのですが、ここはもともと何かの貯蔵庫だったのでしょうか。
パンが器になったオニオンスープ。かなりの大きさですが一皿200〜300円ほどで食べられます。
ここのお店の名物だという豚の肩焼き。めちゃくちゃ大きいです。これが800〜900円ぐらい。観光地付近にある路面店だとこの1.5〜2倍近くは値段がするのでこのお店は穴場です。
プラハ市内の観光地散策ルートまとめ
以上がプラハ市内の観光地を1日で巡るおすすめルートの紹介でした。このサイト坂男(さかおとこ)では他にもプラハに関する記事や海外予行で役立つ情報を発信しているので旅行前に目を通しておくのをおすすめします。
僕がプラハ滞在時に宿泊したホテルは旅行時におすすめなので、まだホテルを決めていない人は次の記事を見てみてください。一泊1部屋50〜60ユーロで朝食バイキング付き&中心部に位置するホテルに泊まれちゃいます。
プラハ中心部の朝食バイキング付き&安いおすすめホテルを紹介【レジデンス・レオン・デ・オロ】
